アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」は5日、5月4日にタイ・ルンピニースタジアムで行われる「ONEファイトナイト22」で、元ONEキックボクシング世界バンタム級王者の秋元皓貴が、中国人初のK-1王者ウェイ・ルイ(中国)と対戦すると発表した。

22年11月のペッタノン・ペットファーガス(タイ)戦(判定1-2で敗戦)以来の試合となる秋元のコメントは次の通り。「自分がONEで中国人を過去に倒してきて、“中国人キラー”って言われているような選手になっているのはうれしいです。警戒されたりとかしているっていうのは実力が認められているということかと思います。ただやることは変わらないので、仕事をやり切るのみです。相手は蹴りもパンチもうまい選手なので、離れた距離での試合になるのかなと予想しています。そこでの攻防っていうのは見ていて面白いのかなと。ウェイ・ルイも僕も蹴りが得意なので、そこは見どころの一つかと思います。本当に自分も(試合を)たくさん待ちましたし、ファンの方もすごく自分の試合を待ってくれていたと思います。今まで試合がなかった期間しっかりトレーニングをして成長しているし、その姿をお見せできると思いますので、当日しっかり楽しんでもらえたらと思います!」。

ウェイ・ルイは17年2月にK-1ワールドGP初代ライト級王座決定トーナメントに出場、1回戦で佐々木大蔵に2R・KO勝ち。準決勝でクリスチャン・スペトゥクに判定勝ち。決勝では現在、総合格闘家としてRIZINに参戦している平本蓮と対戦し、2-1の判定勝ちでベルトを手にした。K-1からは18年に離脱している。

 

※今大会はU-NEXTで5月4日午前9時から生中継される予定。