WBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(35=志成)が5年7カ月ぶりの黒星を味わった。16勝無敗のIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦に12回0-3判定(112-116、111-117、108-120)で敗れた。
井岡一翔5年7カ月ぶり黒星 12回判定負けで2団体統一&防衛失敗 王者対決に敗れ無冠に
35歳井岡一翔プロデビュー15年の初戦を飾れず悔し涙 今後は「考えられない」
【大橋秀行】予想以上だったマルティネスの防御技術、早すぎた井岡一翔1回のボディーブロー
井岡一翔「仕留めにいった」1回左ボディーが分かれ目に「まあ判定は。負けは負けなので」
井岡一翔「タイトル持ってないし。白紙になったので。考えようがない」一問一答
井岡一翔「やり抜いた気持ちでいた。それにつきます」5年7カ月ぶり黒星で無冠に
井岡一翔、リング降り涙「そりゃあ泣きますよ。悔しいし、いろんな気持ち、胸詰まる思いある」
井岡一翔、今後は「終わったばかりで考えられない」「この先の人生どう戦っていくか考えないと」
井岡一翔「12回になって勝ったか負けたかわからなかった」5年7カ月ぶり黒星
マルティネス判定について「勝利は確信していた。2倍、3倍のパンチで応酬した」
井岡一翔のボディー攻撃は「本当に効いたパンチ」マルティネスが2団体王座統一
無敗王者マルティネスが井岡一翔を圧倒し2団体統一「うれしくてたまらない」
| 井岡一翔 | ● | 判定 | ○ | フェルナンド・マルティネス |
試合後
1回
<日刊採点 井岡10-9>
右構えのオーソドックス同士の王者対決。開始から無敗のIBF王者マルティネスが左右パンチをガードの上から当てる。さらに左フック、左アッパーを決めて一気にラッシュ。 しかし、ここで井岡の左ボデイブローがヒット。マルティネスは効いて、後退。井岡がボディーを狙って前進につぐ前進。マルティネスは手が出なくなる。残り1分、マルティネスが左フック、アッパーを振り回して再びラッシュ。井岡もボディーブローを返す。打撃戦は井岡のボディーブローが有効か。
2回
<日刊採点 マルティネス10-9>
開始からマルティネスがパワフルな左右連打で井岡をロープにくぎ付けにする。井岡はガードをかためて耐える。1分すぎ、井岡の左ボディーブローがヒットするも、マルティネスも左右フック、アッパーを打ち返す。1分半すぎにマルティネスの左フックで井岡の足が止まったが、左ボディーブローを打ち返すし、今度はマルティネスの動きが一瞬止まる。残り30秒、マルティネスの左右アッパーがヒット。
3回
<日刊採点 マルティネス10-9>
井岡の左ジャブが先制打。マルティネスも左右フックを振るって前に出る。30秒すぎに井岡の左右ボディーブローがヒット。1分すぎにマルティネスが左右連打で井岡を後退させる。井岡もボディーブローで反撃。2分すぎからマルティネスの右強打が再三ヒット。しかし、井岡のボディーブローが効果的に決まり、マルティネスがロープに後退。井岡はパンチを浴びながらも徹底してボディーを攻める。
4回
<日刊採点 マルティネス10-9>
マルティネスが左ジャブから左右フックで先制打。井岡も左ジャブから攻撃を組み立てようとするが、マルティネスの強いパンチにつめられない。中盤は井岡がジワジワと前に出てプレッシャーをかける。残り1分、マルティネスの下がりながらのパンチがコツコツと当たる。終盤は井岡が左ジャブを突いて再び前に出るも、マルティネスも手数で反撃。
5回
<日刊採点 井岡10-9>
序盤はともに左ジャブの突き合い。30秒、マルティネスの左アッパー、左フックが連続ヒット。井岡の上体が揺れる。1分すぎに井岡のジャブから右ストレートが浅くヒット。中盤に井岡の左右ボディーブローがヒット。マルティネスの動きが止まる。明らかに効いている。井岡がボディーを徹底的に攻める。残り30秒、井岡のボディー連打がヒット。マルティネスは手数が減る。
6回
<日刊採点 マルティネス10-9>
井岡が左ジャブをボディーにたたきつける。マルティネスはボディーブローを警戒して腰が引ける。30秒すぎに井岡の右ボディ-ブローがヒット。マルティネスがロープに下がる。1分すぎにマルティネスの左右フックが決まる。井岡はひたすらボディーブローをたたき続ける。中盤は井岡のボディーブローとマルティネスの左右アッパーの応酬に。終盤の打撃戦はマルティネスのパンチが精度高い。
7回
<日刊採点 マルティネス10-9>
マルティネスが前に出てくる。井岡は依然としてボディーブローで迎え撃つ。マルティネスは手数が減る。1分すぎにマルティネスが左右フックを当ててラッシュ。井岡をロープにつめて打ち続ける。1分半すぎに井岡がボディーブローを連打。マルティネスの足が止まる。終盤は井岡も前に出てパンチを繰り出すが、マルティネスのパンチも的中する。
8回
<日刊採点 井岡10-9>
マルティネスが左右パンチを振るって前に出る。井岡はボディーブローを返す。左フックも決まる。マルティネスも前に出て打ち合う。1分すぎに右の相打ち。マルティネスのパワーが上回る。中盤に井岡のワンツーからアッパーが決まるも、マルティネスも反撃。2分すぎに井岡の左右フックが決まる。終盤は井岡の左右ボディーブローがヒット。
9回
<日刊採点 マルティネス10-9>
マルティネスが左右パンチを振り回して突進。井岡も左ジャブで対抗。50秒、マルティネスの右フックがクリーンヒット。中盤は井岡のボディーブローが有効も、マルティネスも打ち返す。2分すぎからマルティネスの左右フックが次々と決まる。井岡も耐えてボディーブローを打ち込むが、マルティネスのパンチも止まらない。
10回
<日刊採点 マルティネス10-9>
ジャブの突き合いからスタート。30秒すぎからマルティネスの右ストレートがポンポンとヒット。1分すぎに井岡の左ボディーブローがヒット。マルティネスの足が止まる。中盤に井岡の右3連発が決まるも、マルティネスも打ち返して井岡をロープまでとばす。終盤は井岡が強引に前に出て打ち合うが、マルティネスのパンチも浴びる。
11回
<日刊採点 マルティネス10-9>
ジャブの突き合いでスタート。井岡がジワジワと前進も、マルティネスが下がりながらパンチを当てる。40秒すぎに井岡のワンツーが決まる。1分すぎに井岡の右ストレートがカウンターでヒットするも、マルティネスは平然と打ち返す。残り1分、井岡がボディーを集中攻撃も、マルティネスの下がりながらのパンチもクリーンヒット。終盤はマルティネスが左右フックで井岡をロープにつめる。
12回
<日刊採点 マルティネス10-9>
井岡のワンツーが浅くヒット。マルティネスは足を使ってサークリング。40秒すぎに両者意地の打ち合いに。ともに譲らず。中盤は井岡の右フックがカウンターでヒットも、マルティネスも打ち返す。残り1分、井岡が前に出て捨て身の打ち合いに。激しい打撃戦に。最後はマルティネスがバランスを崩してスリップしたところで試合終了のゴング。
試合前
井岡一翔とマルティネス比較表
日本人の世界戦通算勝利数
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