立ち技打撃格闘技のK-1は15日、女子アトム級王者・菅原美優(25)が王座を返上し、この競技から引退すると発表した。今後はアマチュアボクシングに転向するという。以下、K-1が公開した菅原のコメント(一部抜粋)。
-最後のあいさつを
「3月の試合(RISE王者・宮崎小雪に延長判定で惜敗)をもって、K-1ファイターとしての生活を一区切りさせていただくことに決めました。ありがとうございました。あの試合は、自分のキックボクシング人生をすべてかけてやろうと決めていたので、悔いはないです」
-今後はどうお考えでしょうか
「蹴りを捨てて、ボクシングの世界に行こうと思っています。プロではなくて、アマチュアの世界に行こうと思っています」
-本格的にボクシングに専念しようと思ったのはいつからですか
「本格的には、K-1引退を決めてからですね。それまでも練習の一環でボクシングをやっていたんですけど、元々好きだったボクシングがもっと好きになっていきました。パンチが得意ではなく、自分には不可能だと思っていたんですが、蹴りだけに頼るだけではいられなくなり、ちゃんと練習するようになりました」
-夫の伊藤盛一郎選手が現フライ級キング・オブ・パンクラシストなのでMMAや柔術への転向のうわさも出ていました
「そこは、まったく考えませんでした。自分の中でキックボクシングをやっていて、もっとちゃんと出来上がってからデビューしたかったなと思っていました。中途半端な形でデビューしてしまったので、今度はアマチュアボクシングで自信満々に頂点を取りに行くくらいでやりたいと思っています」
-ボクシングの目標は
「最初はアマチュアボクシングで頂点を目指しますが、大きい目標で言えば、オリンピックを目指したいです。階級的に、現実的じゃないこともあって。一番下の階級でも体重が5キロくらい足りないんです。国際大会に出て、ジャパンユニホームをもらいたい夢もあります。あとはプロの道も考えていますので、一番上を目指しています」
-松谷綺選手から「逃げた」と挑発されていました
「みんなから、すごい言われようだねと言われてて。でも、手続きが進んでいたのもあったし、タイミングもよくなかったです。(試合の)契約したわけでもないのに、逃げるなと言われてもなーという感じでした。今後は、松谷選手に引っ張ってもらったらなと思っています」
-ファンにメッセージを
「20前半で経験できないことをやらせてもらって、感謝の言葉で一杯です。大好きな格闘技が嫌いになることもありました。辛いことは目に入りますけど、こんなに応援してくれる人がいたんだなと、こんなに大きいことなんだなと思いました。財産だと思っています。次の舞台へ行っても、チャンピオンベルトをかき集められるように頑張るので、応援してくれたらうれしいです」
またK-1は同日、カルロス菊田プロデューサーの退任も発表。今後はKrushプロデューサー宮田充氏がK-1プロデューサーも兼任するという。

