第7試合で「ユナイテッド・ナショナル(UN)王座戦(30分一本勝負)」が行われ、挑戦者のビクトリア弓月(20)が20分36秒、ビクトリア・サンセット(きりもみ式ダイビング・ボディプレス)で王者桜井麻衣(35)から3カウントを奪取。初戴冠を果たした。桜井は7度目の防衛に失敗した。

序盤は桜井が場外でパイルドライバーを仕掛けるなど、王者のペースで試合が進んだ。しかし弓月もエプロンでの飛び膝&ジャーマンで反撃。場外に落ちた桜井にプランチャを浴びせた。

佳境に入ると、エルボー、張り手の応酬で試合はヒートアップ。桜井は弓月の顔面にバズソーキックをたたき込み、さらにフロントキックから後ろ回し蹴り、そして大外刈りを見舞った。

しかし弓月はひるまずトラースキックで反撃。弓月はその後、開脚ドライバー、タイガースープレックス、STFと連続で大技を浴びたが、クロスフェイスロックから変形ブルーサンダー、ビクトリア・シューティングをさく裂させ、最後はコーナーからのビクトリア・サンセットで仕留めた。

試合後のマイクで弓月は「この結果は、私が勢いで勢いだけで勝ち取ったベルトじゃなくて、これまでプロレスに対する思い、プロレスに対する情熱、それを誰よりも注ぎ込んできたから、私はこの結果になったと思っています。桜井さんが築いてきたユナイテッド・ナショナルのベルトの歴史を、今度は私が受け継いでいきます」と宣言。

一方、桜井は「今、先が真っ暗っていうか、どん底にまた突き落とされました。でも、このどん底からはい上がるのが桜井麻衣なんで。このどん底から絶対にてっぺんの赤いベルトを目指していくんで。みなさん見ていてください」と再起を誓った。