東京都稲城市議選では元プロボクシングWBA世界フライ級王者の坂田健史氏(31)が、初挑戦で当選した。告示日の17日に「世界王者を目指していた時と同じ気持ちで(終了の)ゴングが鳴って立っているのがやっとというぐらいの状態で判定(投開票日)を待ちたい」と決意を語り、完全燃焼で7日間を戦い抜いた。17日から3日間はスーツ姿で街頭演説を行ったが「やっぱり自分らしく」と、20日からはジャージー姿に変更。「スポーツによる市の活性化を図りたい」と公約を掲げ、応援にもガッツ石松氏(61)ら元世界王者も駆け付け、有権者に支持を求めた。