<プロボクシング:WBC女子フライ級タイトルマッチ10回戦>◇19日◇和歌山ビッグウエーブ

 性同一性障害に悩んできた挑戦者で同級3位の真道ゴー(クラトキ)が、王者のレナタ・セベレディ(ハンガリー)を3-0の判定で破り、初の世界王座に就いた。

 25歳の真道は前に出続け、左右のボディーや多彩な連打で圧倒して優位に試合を進めた。

 真道は昨年7月に米国で判定負けした一戦に続き、2度目の世界挑戦だった。戦績は真道が14戦12勝(8KO)2敗、セベレディは26戦16勝(10KO)10敗。