リナレス鮮やかKOで初防衛/ボクシング<プロボクシング:WBC世界フェザー級タイトルマッチ12回戦>◇15日(日本時間16日)◇メキシコ・カンクン闘牛場

 WBC世界フェザー級王者ホルヘ・リナレス(22=帝拳)が鮮やかなTKO勝利で、初防衛に成功した。戦績は25勝(16KO)。

 リナレスも鮮やかなKO勝利を飾った。同級1位ディアスと対戦。初回こそ相手の変則的なスタイルに戸惑ったが、2回以降は完全にペースをつかむ。4回に右アッパーでダウンを奪う。8回にはカウンターの右ストレートで相手を失神KOさせた。王座奪取に成功した7月の試合は暫定王座決定戦(のちに正規王座に昇格)。それだけにリナレスは「防衛して、世界王者ということを証明したかった」と納得の表情を見せた。帝拳ジムの本田会長が「テクニックは世界一」と言う逸材。22歳のベネズエラ人には底知れぬ実力がある。[2007年12月17日8時46分

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