十両2場所目の宇良が、名古屋の観客も沸かせた。

 素早い動きで約60キロ重い186キロの富士東を突き落とし「勝てて良かった」。付け人の手違いで、土俵入りでは兄弟子臥牙丸の化粧まわしをつける珍事もあったが、相撲には影響なし。「名古屋は暑いっす。暑さ対策はよく食べることです」と笑顔で汗を拭った。