大相撲の秋巡業が13日、長野市で行われ、横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が勢いに乗っている若手を歓迎した。前日12日の愛知・一宮巡業で朝稽古を休んだ朝乃山を直接注意したことについて「どうでもいいやつには言ってもね」と期待しているからこその物言いで「阿武咲とか貴景勝とか若いのが力をつけている。一緒になってやっていきたい」と新世代から刺激をもらっていた。

 三番稽古では正代を指名して11番(全勝)。稽古を見守った貴乃花巡業部長(元横綱)から直接指導を受ける場面もあり「おかげでいい稽古ができました」と感謝した。