日本相撲協会は10日、昨年12月16日の冬巡業中に泥酔して10代の若手行司にセクハラ行為をした現役最高位の行司である立行司、式守伊之助(58)の懲戒処分を協議する臨時理事会を、13日に両国国技館で開催すると発表した。

 14日からは大相撲初場所が始まる。協会幹部によると、伊之助は以前から飲酒トラブルがあり、降格や出場停止を含めた重い処分を検討する。伊之助は9日の明治神宮奉納土俵入りを欠席した。