日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で評議員会を開いて17年度の決算を承認し、経常収益から経常費用を差し引いた額は約8億6200万円のプラスだった。3年連続の黒字で、昨年より約2億2200万円増えた。

 事業収益は約5億7800万円の増加。昨年は21年ぶりに年6場所の全90日間で満員御礼となった。入場券の売り上げは約1億8700万円、巡業の興行契約金は約3100万円のアップ。集客増に伴うグッズ販売や映像使用料が増えたことも影響した。国技館の土地、建物を含めた正味財産は前年より約8億3000万円増えて、約379億9100万円。