人気急上昇中の平幕炎鵬(24=宮城野)が右脚付け根に痛みを訴えた。

部屋の滋賀・長浜合宿4日目の15日、若い衆相手に20番ほど相撲をとると土俵を下り、顔をしかめながら、トレーナーに患部のケアを受けた。

その後に兄弟子の横綱白鵬と相撲を6番とったものの、再びトレーナーにケアを受けた。

炎鵬は「痛いです。張りというより、筋が違った感じ。足が前に出ないし、体が全然動かなかった」とこぼした。夏場所13日目の明生戦で右太もも裏を負傷した。その患部には問題ないようだが、痛めた箇所をかばって、別の箇所が痛んだ可能性がある。「(痛めたのは)初めて(の箇所)。昨日あたりからじわじわ来た」。16日に合宿を打ち上げた後、名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて現地入りする。「少し休みがあるので、そこでしっかり体を休めます」と話した。