東前頭5枚目の明生(24=立浪)が初場所8日目の19日、日本相撲協会に「左上腕二頭筋部分断裂で加療中。本日より1月場所の休場を要する」との診断書を提出して休場した。

初場所前から左上腕や左肘を痛めており、7日目まで1勝6敗だった。8日目の対戦相手だった竜電は不戦勝になる。

この日、国技館内で取材に応じた師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「痛み、炎症がある。本人ができる限りやりたいと言っていた。それを尊重したかったが、昨日の一番でこれ以上は無理と判断した」と説明。立浪親方によると手術をする予定はなく、場所後の花相撲に出場させる意向も示した。

明生の休場は2011年技量審査場所の初土俵以来初めてで、今場所の十両以上の休場は6人となった。