日本相撲協会は5日、東京・両国国技館で幕下以下の力士を対象にした研修会を行った。各部屋の師匠が選出した力士2人が参加。全45部屋から90人が集まった。

協会初の試みとなるグループディスカッション形式で、この日のテーマ「部屋での団体生活を行う上で起きている問題とその解決策」を約1時間、話し合った。議題に挙がったのは「新弟子がなかなか仕事を覚えない」など。議論を見守った高崎親方(元前頭金開山)は「みんな活発に意見をしていて逆にこちらがびっくりした」と、好感触を抱いていた。