大関朝乃山(26=高砂)が、小結照ノ富士(29=伊勢ケ浜)に負けて、初日から2連勝とはならなかった。立ち合いすぐに左上手を取られると、防戦一方に。右を差したが、照ノ富士に引きつけられて上手投げで転がされた。3場所連続の対戦で3連敗とした。

取組後は取材に応じずに会場を後にした。貴景勝と正代が初日から2連勝とする中、流れに乗ることはできなかった。先場所は初日から3連敗も、4日目から10連勝するなど意地を見せた。場所後の12月に定年を迎える師匠の高砂親方(元大関朝潮)のためにも、引きずることなく巻き返しを目指す。