序二段は欧深沢(19=鳴戸)が、欧鈴木と7戦全勝の「同部屋決戦」を制して優勝を飾った。

「稽古場でいつもやっている相手。すごく緊張した」と振り返る。激しい差し手争いの攻防から、最後は力強く寄り切った。同部屋対決を「複雑さ半分、うれしさもあった」と振り返り、「(稽古場で)勝つ時は攻めて勝つことが多い。勝ててよかった」と言った。

身長184センチと上背があり、将来を期待される存在。「初めての優勝は自信になります。関取を目指して、みんなに応援される力士になりたい」と目標を掲げた。