日本相撲協会は23日、大相撲による地域活性化を目指し、墨田区と包括連携協定を結んだ。東京・両国国技館で締結式があり、八角理事長(元横綱北勝海)と山本亨区長が協定書の調印を行った。

同協会が自治体と連携協定を結ぶのは初めてという。力士たちが区内の小学校へ訪れる出前授業などの学校連携、子どもたちへの普及、健康増進や観光振興など、大相撲を通じて両者で協力して地域を盛り上げる。

山本区長は「墨田区がもっと相撲の街になるようにしたい」。八角理事長は「墨田区の活性化、子どもたちの生き生きとした生活につなげたい」と話していた。