大相撲の秋巡業が10日、千葉市の千葉ポートアリーナで行われ、千葉にゆかりのある3力士が思いを口にした。

中学卒業後にモンゴルから日本へ留学した関脇の豊昇龍(23=立浪)は、柏日体(現・日体大柏)高に3年間在籍した。「日本に来て一番最初に住んだところが千葉だったので。いろいろ思いがあります」としみじみと述べ、この日はひときわ温かい応援の大きさも肌で感じていた。ファンからの質問コーナーでは今後の目標について「てっぺん」と高々に宣言して、訪れたファンを喜ばせた。

千葉・松戸出身の琴ノ若(24=佐渡ケ嶽)は「こうやって応援してくれている方がいるから、自分たちがいる。うれしいですね」と喜んでいた。同じく千葉・柏出身の隆の勝(27=常盤山)は「『頑張って』『いつも見てます』という声が多くて、うれしかったですね」と話していた。

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