モンゴル出身で千葉・柏日体高(現日体大柏)-拓大出の朝白龍(あさはくりゅう、24=高砂)が前相撲に登場し、一番相撲で豊稀錦(朝日山)を力強く押し出した。
前相撲デビュー戦で会心の白星に「半年ぐらい研修をしていたので、やっと土俵に上がれてうれしかったです」と喜びをかみしめた。
しこ名の由来は、同じモンゴル出身で同部屋の偉大な先輩2人から。
師匠の高砂親方の朝赤龍と同部屋の元横綱、朝青龍にならい、縁起の良い「白」が入った朝白龍とつけられた。このことを知ったのは初場所初日の8日。24歳の誕生日だった。
朝白龍は「8年前に大相撲の世界に入りたくて日本に来た。高校、大学の時に入れる部屋がなかなかなくて、親方に声を掛けられて入った。本当に大きい誕生日プレゼントでした」と感謝。
しこ名の由来となった2人の背中を追いかける今後について「横綱みたいに気持ちの強さと、師匠のように相手に何もさせない相撲を目指す」と言った。
父、そして母方の祖父もモンゴル相撲で名をはせた相撲一家で育ち、関脇の豊昇龍(立浪)と十両の欧勝馬(鳴戸)とそろって15年に来日し柏日体高に進学した。今も連絡を取る2人に大きな刺激を受ける。「一緒に来た仲間。力の差はまだあると思うけど、あの2人と同じ場所で戦えるようになりたい」と誓った。【平山連】

