兄の小結若元春と弟の関脇若隆景が「若貴」以来、23年ぶりに三役以上の兄弟による、同日白星を達成した。本来は若元春の取組が後だったが、対戦相手の高安が休場。早々に不戦勝が決まっていた。若隆景の結果次第という中、立ち合いの変化で玉鷲をはたき込んだ。ともに3勝3敗と星を五分に戻した。さらにこの日は、西幕下26枚目の長兄若隆元も、はたき込みで大元に勝って3戦全勝。3兄弟そろい踏みとなった。

三役以上の兄弟による同日白星は、兄若乃花と弟貴乃花兄弟が、ともに横綱だった00年春場所4日目以来となった。初めて達成した逆鉾、寺尾兄弟も含め3組目。この日昼ごろ、高安の休場を聞いたという若元春は「勝ったといっても(相撲を)取っていないから」と、快挙にも複雑な表情だった。それでも「白星は白星」と好内容で連勝し、この日を迎えたことで呼び込んだ白星ととらえていた。

【写真特集】若元春と若隆景23年ぶり三役以上の兄弟同日白星、阿炎&琴勝峰敗れ全勝不在に/6日目