大相撲で幕内優勝1度、最高位関脇の逸ノ城(30=湊)が電撃引退し、4日に東京・両国国技館で会見した。引退理由として、腰の状態が悪く、歩くのも横になるのも痛い状態だったと明かした。

モンゴル出身の逸ノ城は日本国籍を取得しているが、年寄名跡を取得していない。親方として残ることができず、同協会を離れることになる。それだけに今後は何をするのか? 注目が集まった。

その質問に対し、逸ノ城は「今のところ、まだ考えていません。次の人生でも一生懸命やっていきたいと思います」と話すにとどめた。

親方として協会に残りたいとは考えなかったのか? その問いには「考えなかったです」と即答した。