大関貴景勝(27=常盤山)が、4連勝で3敗を守り、優勝争いに残った。関脇琴ノ若を破って9勝3敗とし、2桁白星に王手をかけた。13日目は結び前に、優勝争いの単独トップに立つ前頭熱海富士と初顔合わせ。幕内2場所目の21歳に、番付の違いを見せられるか注目の一番となる。

前日11日目に勝ち越しを決め、7度目のかど番を脱出した。それでも11日目の取組後は「(かど番のことは)全然考えていなかった。結果が全て。負け越して(大関から)落ちれば、そういう実力しかない。勝てばその地位にいられる。15日の結果論だから」ときっぱり。優勝争いを見据えていた。

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