「子どもたちのために、土俵の屋根設置を!」。千葉・館山市を拠点とするNPO法人相撲リージョナル館山イノベーションは、相撲をやりたい子どもたちのために土俵に屋根を設置するためのクラウドファンディングを行っている。

昨年もクラウドファンディングを実施し、館山市に初の土俵が完成。子どもの相撲大会を開催し、150人以上が参加した。しかし、土俵に屋根がないため、雨が降ると土俵が流れて使えなくなったり、夏場は暑さのために十分な稽古ができなかった。

今回のクラウドファンディングは、目標金額が300万円。10月8日から実施し、11月21日現在、目標の70・5%となっている。締め切りは今月30日。ALL or Nothing形式のため、支援総額が目標金額に到達した場合のみ、支援金を受け取れる。達しなかった場合は、支援者に返金される。

太田雅巳代表は「なぜ屋根が必要なのか伝わりにくく、前回より苦戦しています。常識の概念にとらわれず、子どもたちに新しいものを提供したい。ご支援お願いいたします」と訴えている。

詳細はウェブサイト(https://readyfor.jp/projects/sumo-tateyama-mirai/)まで。