大相撲の元横綱稀勢の里運営の二所ノ関部屋の公式X(旧ツイッター)が22日、更新され、十両の高橋(24)が来年1月の初場所から(14日初日、東京・両国国技館)「白熊(しろくま)」と改名することを発表した。愛くるしい笑みを浮かべながらしこ名が書かれた色紙を手にする姿に、フォロワーから「イメージにぴったりすぎてカワイイ」「斬新すぎる」など早速高評価が寄せられた。

今回の改名について「私が初めて高橋に会った時、筋骨隆々で肌が色白なことから白熊のようだと言ったことを思い出しました。いつも私は大関・北天佑さんのような相撲を取るようにと指導しており、北天佑さんのニックネームは『北海の白熊』です。そのこともあり、高橋は『白熊(しろくま)』という四股名に決まりました。今後とも白熊の応援をよろしくお願いいたします!!」(原文まま)と投稿した。

高橋改め白熊は、福島・須賀川市出身の高橋は日体大を卒業後、二所ノ関部屋に入門。昨年5月の夏場所で初土俵を踏み、序ノ口(6勝1敗)、序二段(7戦全勝)と2場所で連続優勝を飾った。三段目も6勝1敗と1場所で通過。幕下は4場所で通過し、初土俵から所要8場所のスピード出世を果たした。十両では2場所連続で勝ち越して着々と番付を上げている。そのしこ名にふさわしい、強気な相撲で2024年も暴れまわる。