大相撲の新小結大の里(23=二所ノ関)が、20歳未満の幕下以下力士との飲酒について、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)とともに謝罪した。夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表され、新三役に昇進した30日、茨城・阿見町の部屋で師匠同席で会見。その冒頭、師弟ともに日本相撲協会から厳重注意を受けた飲酒問題について、二所ノ関親方が自ら口を開き「申し訳ありませんでした。今後は大の里を、相撲道にまい進させていただきますので、今後ともよろしくお願い致します」と話すと、2人そろって深々と頭を下げた。

会見中には大の里自身も、飲酒問題について「やっぱり、たくさんの方に迷惑をかけてしまったこともありますし、親方にも迷惑をかけてしまいましたし、まずはしっかりと、場所で頑張って勝って、勝つことが1番大きなことだと思うので、もう1度、しっかりと自分の(勝つ)姿を土俵の上で見せていきたいなと思います」と、神妙な表情で話した。