[ 2014年7月4日11時1分 ]

 W杯ブラジル大会第20日は4日(日本時間5日)に準々決勝が始まり、午後1時(同午前1時)からフランス-ドイツ、午後5時(同午前5時)からブラジル-コロンビアが行われる。6度目の優勝を狙う開催国ブラジルをはじめ各チームは3日、最後の調整をした。

 ブラジルはフォルタレザで冒頭15分のみを公開。パス回しの練習ではネイマールらがおどけるなど、明るい雰囲気だった。スコラリ監督は「コロンビアはわれわれと同じぐらいの技量を持っている」と警戒した。

 コロンビアも一部を公開し、5得点のロドリゲスが引き締まった表情で体を動かした。戦術を説明する場面もあったペケルマン監督は「ブラジルはW杯5度優勝の強豪だが、この試合に臨めて幸せだ」と意気込んだ。

 ドイツとフランスは好天のリオデジャネイロで練習した。ドイツのレーウ監督は「ほぼ互角の両チームの対戦になる。自信を持ってピッチに立たせたい」と話し、3試合で無失点と堅守が光るフランスのデシャン監督は「ドイツは経験豊富で強いが、恐れるものは何もない。全力でぶつかる」と宣言した。

 残り2試合のアルゼンチン-ベルギー、オランダ-コスタリカは5日(同6日)に行われる。