07年に劇場デビューしたAKB48柏木由紀(25)渡辺麻友(23)ら3期生メンバーが、デビューからちょうど10周年の8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で特別公演を行った。

 出演したのは8人で、現役メンバーは2人のほか田名部生来(24)HKT48多田愛佳(22)。柏木は「チャーミングな女の子を目指してます!」と、当時のキャッチフレーズを披露したが、「チャーミングな女の子って何?」と一人突っ込みで笑わせた。

 卒業生からは、女優片山陽加(26)、インドネシア・ジャカルタで人気タレントになった仲川遥香(25)、米国でダンサーとして活動する松岡由紀(29)がステージに立った。6日にジャカルタから戻ってきたばかりの仲川は「CMの数が(通算)29本で、レギュラー番組が3本。月曜日から金曜日まで、生放送に出てます」と近況を明かし、海外生活が長い松岡は、田名部から「ちょいちょい英語が出るよね『Oh!』とか」といじられていた。

 公演では、出演者ゆかりの楽曲を熱唱し、当時からのファンを喜ばせた。多田は「天使のしっぽ」、渡辺は「パジャマドライブ」を披露。柏木の「てもでもの涙」では、当時デュエットをしていた佐伯美香さん(27)がサプライズ登場。場内に大きなどよめきが起きた。

 アンコールでは1期生で初代チームBのチームメートだった浦野一美(31)平嶋夏海(24)も登場。初代チームBの代表曲で、09年リクエストアワーで1位になった「初日」を披露した。25歳になった仲川は、当時チーム最年長で、自分が「ばばあ」と呼んでいた浦野の年齢になり、「ばばあって言って申し訳なかった」と浦野に謝罪。浦野は「いつか分かってくれると思ってた」としみじみ語った。