成人を迎えた48グループのメンバーによるコンサートが行われ、39人が出演した。オープニングでは、メンバー全員が赤、オレンジなど色とりどりの振り袖姿で登場。HKT48宮脇咲良(19)が「かくもにぎにぎしくお集まりいただき、熱く御礼申し上げます」とあいさつし、きゃりーぱみゅぱみゅの「ふりそでーしょん」を披露すると、ファンから「おめでとう!」と歓声を浴びていた。

 小さいころからの夢を語るコーナーでは、メンバーたちがそれぞれの夢を披露した。NMB48白間美瑠(20)は「焼き鳥屋さんになりたかった」と意外な夢を明かした。「ねぎまが大好きだった。好きなものの裏側って気になるやん?」。宮脇は「私はお医者さん。医者になるために勉強を頑張ってきたけど、(アイドルのために)全部、捨ててきました」と決意の強さを明かした。STU48瀧野由美子(20)が「幼稚園のとき、ずっとお姫様になりたかった。キラキラしたものに憧れてました。その次(の夢)がアイドルだから、お姫様に近いかな?」と明かすと、メンバーから「かわいい!」と声が上がった。

 ユニット曲コーナーでは、メンバー同士のキスシーンに客席が沸いた。AKB48岡田奈々(20)が、思いを寄せていることを公言している村山彩希(20)とデュエット曲「おしべとめしべと夜の蝶々」に挑戦。曲中に村山が「ついにこの曲をやるときがきたのか…」と話すと、岡田は「運営公認ってことですかね?」と返し、まんざらでもない様子を見せた。最後に村山に「正直、どう思ってますか? 好きか嫌いで言ったら…」と迫り、村山から「それは…好きだよ」と返されると、うれしさのあまり村山の唇を奪い、場内が異様な雰囲気に包まれた。

 曲披露後、岡田は「うれしかったですね。初めて村山さんの方から好きだよと言われました」と振り返った。高橋朱里(20)から「裏で(岡田が)メイクさんにミンティアをもらってたよね」と、下準備もバッチリだったことを暴露されると、岡田は照れ笑いを浮かべていた。