AKB48チームBの高橋朱里(20)が、昨年より順位をひと下げて12位に入った。スピーチの最初から、目には涙がたまっていたが「結果は大事かもしれませんが、ファンの皆さんがものすごく頑張ってくれた姿を感じていたので、皆さんが誇りなのは変わりません。12位を背負って活動していきたい」と感謝した。

 最近のAKB48を取り巻く危機感を訴えた。「選抜として活動する機会が増える中で、新しいグループ、輝かしい過去と比べられて、思い通りにいかないなって、メンバーみんなで悔しい思いをしている時があります」と、AKB48の初期メンバーが活躍していた時代や、乃木坂46、欅坂46などへの思いをにじませた。

 最後は「でも、こうしてうれしい気持ちや悔しい気持ちを感じられるステージがあるのはファンの皆さんのおかげです。これからも、一緒に泣いて一緒に笑ってくださったらうれしいです。AKB48と一緒に熱くなってください」と、ファンとともにこれまで以上に飛躍することを誓った。