昨年まで3連覇した指原莉乃の後継者として1位を狙ったHKT48宮脇咲良(20)は、3位に終わった。発表を聞くと、涙を流しながらステージのセンターへ。左手でマイクに手をかけると「さっしー、ごめんなさい。私はずっとさっしーの1位の背中を見て、ああなりたいと思って、さっしーが守ってきた1位を守りたいと思ったんですけど。ごめんなさい」と声を詰まらせた。

 今回を最後と決めていた。「1度も順位を落とさずにここまでこれたのは、ファンの人が作ってくださった私の誇りです。この誇りを胸に、総選挙を終わらせようと思います」。だが卒業はまだ先だ。「まだまださっしーと一緒に頑張りたいので」といい、「さっしーはアラサーだけど、私もアラサーになるまで頑張るので。これからも一緒に走っていってください」と話した。

 総選挙終了後は、過呼吸でダウン。ステージ裏で指原らに介抱された。【川田和博】