山本彩(25)の卒業コンサートに、同じ1期生の卒業生たちも駆けつけた。NMB48で、デビュー時から長らく山本とダブルセンターを務めてきた渡辺美優紀(25)は、2年前の渡辺の卒業センター曲だった「僕はいない」で登場。照れくさそうに出迎えた山本と笑顔でハグをして、2人のダブルセンターで歌った。曲中でも、照れながら見つめ合っての顔を寄せ合ってのハグ。その瞬間、大勢の女性ファンから「キャー」と黄色い声援が起こった。

山本の親友、山田菜々(26)とは「太宰治を読んだか」をデュエットし、渡辺を含めた3人のMCでは、3人とも照れすぎて、空気が止まるような場面も。渡辺が「さやかちゃんお疲れさま。ドキドキするな。また、さやかちゃんとこうして…」と話し出すと、またもや女性ファンが「キャー」と悲鳴を上げる。

思わず渡辺が「私がさやかちゃんと言うたびに、キャーって」と照れまくると、山田が「私もさやかちゃんのために…」と割って入り、山本から「いや、気持ち悪い気持ち悪い」と大笑いされると、「なんや~、私がさやかちゃんって言っても、キャーって言われへん」と自虐オチで、観客を笑わせていた。

山本は「久々に3人で並んだ」と、うれしそうだった。

また、ほかにも、山本と仲良しだったユニット「俺ら」の三秋里歩(24)ら、女性ファンに大人気で山本とは男装してデュエットした木下百花(21)らも、ゲスト出演。

最後は、アンコールで、デビューシングルのカップリング曲で、1期生全員での楽曲だった「三日月の背中」を、全員で歌っていた。