STU48薮下楓(20)が8日、兵庫・神戸国際会館こくさいホールで卒業コンサート「楓がいたこと」を行った。同グループで卒業コンサート開催は初めて。

17年3月のグループ活動開始から1期生として活動。4月に「SHOWROOM」で卒業を発表していた。「最後までアイドル頑張りますので見守っていてください!」と叫んで公演をスタートさせると、「暗闇」「風を待つ」「大好きな人」などを披露した。

レギュラー番組「イ申テレビ」で共演のカンニング竹山隆範(50)からビデオメッセージが送られ、デビュー当時、番組ロケ中に瀧野由美子(23)と大げんかをして、ロケが中断したエピソードを明かされる場面も。「あとにも先にも、STU48でこんなけんかをすることはないと思う」と、2人は握手して“和解”すると、会場も笑いに包まれた。

また、AKB48と兼任の岡田奈々(23)からもサプライズで「人一倍責任感が強い楓ちゃん。グループをずっと引っ張ってくれてありがとう。卒業は寂しいですが、卒業した後も楓ちゃんの人生がすばらしいものになるように皆さんで背中を押してあげましょう」とビデオメッセージが送られた。

薮下は「アイドル活動を通して、たくさん悩んだり、ファンのみなさんを応援したいと思ったり、人間として成長することができました。私はファンのみなさんのことをずっと忘れないですし、時たま私のことを思い出してくれるとうれしいです」とファンに感謝した。