今年元日の組閣でチーム制を復活させたNMB48が15日、大阪・NMB48劇場でチームN新公演「夢中雷舞(むちゅうらいぶ)」をスタート。バラエティー番組でも活躍する渋谷凪咲(25)が熱量余って? 「丸焦げ」宣言して初日を迎えた。

初日の出演は、チームNキャプテンに任命された貞野遥香、副キャプテン平山真衣と、石田優美、泉綾乃、加藤夕夏、小嶋花梨、新澤菜央、南羽諒、山本望叶に渋谷の10人。

冒頭、「1994年の雷鳴」「メロスの道」「重力シンパシー」の3曲を披露した後、貞野が公演タイトルを発表。「この公演を通して、より一層私たちに夢中になっていただきたいという気持ちから『夢中』を。ライブにかけまして、雷のように衝撃を与えられるようなパフォーマンスができるように」との思いを込めたと説明した。

と…ここで、すかさず、渋谷が「終わった頃には皆さん丸焦げになっています」。テレビレギュラーを多数持ち、芸人と渡り合う度胸あるトークを展開する渋谷らしい意気込みで、客席を沸かせた。

渋谷のツッコミに、貞野は「皆さんと一緒に真っ黒こげになるくらいの熱量で頑張ります」と返し、ファンも拍手。副キャプテンの平山は「私たちもずっと公演がしたくてたまらなかったです。皆さんにも1カ月待たせてしまいました」と、コロナ禍で延期になっていた初日の興奮を伝えた。

10年秋に結成されたNMB48は山本彩、渡辺美優紀の両輪がけん引し、11年3月に最初のグループ「チームN」を組閣した。

すでにOGとなった両エースとも活動した渋谷は「NMB48のチームNは、今まで1期生の先輩方がやられていたチームで、歴史がたくさんあって、皆さんにとってもイメージや思い入れがすごく強いと思います。でも、私たち『貞野チームN』は、これから自分たちらしく、自分たちのチームNを作り上げていけるように1歩1歩しっかりと進んでいきたいと思います」と決意表明していた。