SKE48チームSが7日、名古屋市のSKE48劇場で「重ねた足跡」公演の千秋楽公演を行った。

16年6月に初日公演が行われ、公演曲や、シングル曲、収録曲で構成された同公演。グループでは最も長い約6年間上演され、この日は昼、夜の2公演で12人ずつが出演した。毎公演センターが変わるオープニングの「Gonna Jump」では、6年前の初日と同じく松本慈子(22)が務めれば、「手をつなぎながら」「強がり時計」などを次々と披露した。

同じく6年前から出演していた上村亜柚香(18)は「初日でユニット曲の『愛のルール』でバナナを使っていたずらをする幼稚園児役をやっていた当時12歳だった私も、18歳になって、今では副リーダーもやらせてもらっています」と感慨深げ。9期生の中坂美祐(16)は「3回もファンとして観に来た公演の千秋楽に出てるってすごいことですよね!」と会場を盛り上げた。

チームSは、小室哲哉プロデュースによる新公演「愛を君に、愛を僕に」の初日公演を28日に実施。公演楽曲を収録したアルバムCDも6月8日に発売予定だ。リーダーの松本は「約6年間という長い期間やってきた『重ねた足跡』公演が、もう千秋楽なのかと寂しさがあります。劇場公演に初めて来た人でもSKE48の歴史を知ることが出来るというコンセプトで作られた演目でした。今までのチームSらしさも継承しつつ、オリジナル新公演である『愛を君に、愛を僕に』公演では、見たことのない新たなチームSの姿を見せるので絶対に楽しみにしていてください! 約6年間、『重ねた足跡』公演で共に思い出を重ねてくださり、ありがとうございました!」と話した。