AKB48浅井七海(23)が1日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演でグループ卒業を発表した。卒業時期は決まり次第発表となる。

終演後、グループの公式ブログでも発表され、浅井は「今日の公演で卒業発表をしました」と報告した。

浅井は16年12月に、16期生として加入した。「2016年の12月8日に加入し今日までの間、AKB48になっていなければ見れなかった景色をたくさん見ることができました。芸能界を支える仕事がしたかった私がアイドルを目指したのは、大好きだったアイドルがなんでこんなに輝いているのか、ステージから見える景色が知りたかったからです。ステージから見える景色は客席から見ていた時とは全く別世界のように感じ、アイドルになれて良かったと思いました」と活動を振り返った。

卒業については「加入した時にAKB48に入ることはゴールではないと言われたことがすごく印象に残っていました。いつかはこの場所を旅立つことを決心しなければならない。でも、その時には必ずやり切って後悔はないと思えるタイミングにしようと決めていました」と明かした。「自分にファンがいてくれるという感覚が想像もできなかったけれど、SHOWROOMや握手会(お話し会)、SNSや手紙でいただいた言葉やステージに立つ私への応援にいつも支えられていました。こんな私でも応援してくれる方に出会えて、本当に幸せでした。全ての方に感謝の思いを伝え、アイドルを全力でやりきる残り数ヶ月にしたいと思っています。最後までよろしくお願いします」とつづった。

またX(旧ツイッター)でもファンに卒業を報告。21年からチームBのキャプテンを務めており、チーム制も今秋で休止されるが「まずはしっかりチームのキャプテンとして最後までやり遂げ、残り数ヶ月楽しくアイドルがしたいです! 最後までよろしくお願いします」と呼びかけた。

グループでは今年に入って卒業や卒業発表が相次いでおり、浅井で30人目となった。