「星月花」が大輪を咲かす。AKB48が67枚目シングル「名残り桜」を今日25日にリリースする。新時代を担う伊藤百花(22)佐藤綺星(あいり=21)八木愛月(あづき=20)がこのほどインタビューに応じた。取材中、これまで不確定だった3人そろっての愛称「星月花」の読み方が「せいげっか」に決定。センター経験者の佐藤、八木と、今回初めてセンターを務める伊藤が、今作にかける思いを語った。【寺本吏輝】
-20周年の昨年はOGと共演し、多くの学びがあったと思います。秋元康氏から直接「AKB48らしさを踏襲していたら何も変わらない」とも言われました
伊藤 今のAKB48は知らない方が多くて、まずは知っていただくところから始まります。パッと見た時に、面白い子がいるって思ってもらいたいんです。(秋元康氏の言葉を受け)AKB48らしさってなんだろうとずっと考えていました。「こうあるべき」という理想を追うのではなく、自分らしさと個性の集まりが皆さんの元気になるんだ、というのが私が出した結論です。
-伊藤さんをはじめ、八木さんも佐藤さんも、歌番組でのアピールが大きな注目を集めています
八木 かわいく映るのがゴールだとしたら、もう一つ違う表情でプラスアルファを。(口をとがらせて)タコの顔をして映り込んだら(年明けの)握手会で「タコ新規だよ」ってたくさんの方が来てくださって。1つのきっかけで気になってくださる方がいるなら、絶対にアピールするべきだと思いました。(アピールは)素を出した感じで気持ちが良いです(笑い)。
佐藤 20周年の時は目の前にチャンスがあって、ひたすらつかむ1年だったけど、21年目は自らチャンスをつかみに行きます。握手会で「全盛期に見ていた」「武道館のコンサートがきっかけ」って出戻りのファンの方がとても多くて、ここでいかにつかみに行けるかが大事。今の時代はバズると注目していただいた実感ができますが、そこで終わらしてはいけないと熱い思いを持っています。
八木 バズるだけでは絶対にダメです。
-3人でそういった熱い思いを共有することも多いですか
佐藤 この3人で話すことが多いですね。
八木 話します。AKB48について熱く語ったり。ももちゃん(伊藤)には「不安な時はいつでも頼ってね」って、綺星さんが(笑い)
佐藤 ちょっと!任せないで!(笑い)
伊藤 おふたりは頼りやすいし安心感があるし、AKB48への熱量が似ていて、こうしたらいいよねって話せるのがうれしいです。
八木 ももちゃんは笑っているだけでかわいいし、絵力がすごいです!
-最新シングル「名残り桜」では伊藤さんが初めてセンターを務めます。OGが大集合した武道館公演の最終日に発表されました
伊藤 (会場の)誰も私のことを知らないんじゃないかと不安で、最初は本当に怖さしかなかったです。今は、まずは自分が楽しんで、グループ一丸で「AKB48ってこんなに明るい気持ちになれるんだ」って引き込まれるシングルにしたいと、とても前向きな気持ちでいます。
-どんなセンターを目指していますか
伊藤 何かにとらわれたり怖がったりせず、進んで先陣を切れる、そして明るい気持ちになれる太陽みたいなセンターです。全員で東京ドーム(公演)という目標を掲げて頑張っているので、時間がかかっても、1歩のストロークを大きく、挑戦的に行きたいです。
-具体的な構想はありますか
伊藤 3人で富士山に登頂したいねってずっと言っています。
佐藤 本当ですよ、これは。絶対やろうね!
伊藤 ヒット祈願みたいな感じで。大泣きするくらい過酷な経験をして、皆さんに見てもらいたいです。
八木 やってみたいですね、限界突破した姿を皆さんに見せたいです。
-15年ぶりの桜ソング「名残り桜」の注目ポイントは
八木 青春はあっという間に過ぎるから今を精いっぱい生きろ、みたいな、ちょっと切ないけど前向きな歌詞がすごく好きです。
伊藤 切ないけど曲調が明るいのがすごく好きです。AKB48の桜ソングはAKB48でしか出せない名曲ばかり。他では絶対に出せない色だと思うので、やっぱりAKB48だよねって感じさせたいです。何かに思いをはせている方に共感していただけると思います。
佐藤 (2番の)歌詞にある「あの頃」って、秋元先生の中ではきっとOGの皆さんのことで、その後の「未来を上書きしよう」は私たちに向けてくれているのかなって。アイドルの中でも伝説的なAKB48の先輩が私たちのライバルで、少しでも近づきたくて今私たちは頑張っています。世間の皆さんが思い描いているAKB48への印象を、私たちでより良いものに上書きしていきたいです!
-21年目への意気込みとアピールをお願いします
伊藤 私は好奇心の塊で行動派、猪突(ちょとつ)猛進なところが長所です。21年目のスタートダッシュを感じているので、私たちだけの力で進んで、何でもチャレンジする1年にしたいです!
八木 私はステージをとにかく楽しんでいますし、ふざけられます(笑い)。いろんな表情もできるようになりました。皆さんを楽しませる自信、あります!20周年で気になってくださった方を私たちのとりこにできる1年にしたいです。
佐藤 みんなの考え方が変わって、グループが良い方向に進んでいる実感があります。私としては、王道アイドルとして好きになってもらうことが多いけど、パーソナルな部分を知るとちょっと抜けてる私も好きになってもらえると思います。かっこいい系もかわいい系もダンスもできるぞって見せます!
◆伊藤百花(いとう・ももか)2003年(平15)12月6日、埼玉県生まれ。24年3月加入の19期生。趣味は落語。愛称「いともも」。
◆佐藤綺星(さとう・あいり)2004年(平16)6月24日、千葉県生まれ。22年5月加入の17期生。特技はチアダンス。愛称「あいちゃん」。
◆八木愛月(やぎ・あづき)2005年(平17)3月22日、東京都生まれ。23年4月加入の18期生。趣味はYouTube鑑賞。愛称「あづ」。

