「ホークスの勝利の女神」として話題のHKT48若田部遥(16)が20日、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第6戦、ソフトバンク-日本ハム戦のTOKYO

 MX中継に緊急出演。ソフトバンクの日本シリーズ進出を見届けた。

 今季から、父で元ダイエー投手、若田部健一氏(45=日刊スポーツ評論家)が解説を務める試合に、リポーターとして出演し、8勝1分け1敗と抜群の勝率を誇っている。

 この日は、ヤフオクドームのすぐ側にあるHKT48劇場での公演に出演のため、リポーターとしての登板はなかったが、公演終了後に球場入りした。

 遥は「ちょうど9回に着いたので、最後の瞬間も間に合いました」と喜んだ。

 大隣憲司投手の好投をハイライトで見て、あらためて投手の力を学んだといい「父をあらためて尊敬しました」と明かす場面も。

 「最初は『勝利の女神』と言われると思わなかった。本当に選手の頑張りです。こういう経験ができて光栄に思います」と話した。

 CSでは、第1戦(15日)と第5戦(19日)に出演。第5戦でソフトバンクは敗れ、不敗神話は9で途切れていた。