フジテレビの久代萌美アナウンサー(30)はバラエティーで活躍中だ。「さんまのお笑い向上委員会」(土曜午後11時10分)で明石家さんま(64)、「ワイドナショー」(日曜午前10時)で松本人志(56)という“お笑い界の巨人”の薫陶を受けている。だが、元々はリケジョの研究者だ。

取材に応じる久代アナ(撮影・横山健太)
取材に応じる久代アナ(撮影・横山健太)

学生時代から、お笑いが好きだった。

「さんまさんは、お気に入り芸人に名前を挙げる人ではないですよね。殿堂入りというか。ご自身が楽しんでいるというのをすごく感じます。人を楽しませたいという気持ちはもちろん、自分が楽しいからみんなも楽しい空気になる。空気ごと楽しくする天才」

さんまと松本と共演。芸人だったら、誰もがうらやましがる。

「松本さんは、ものすごく笑いにストイックな人。どんなことも必ず、笑いに変えてしまいます。全てにオチを作るって、本当にかっこいいなと思います。お二方とも、共演させていただいていますが、それぞれ異なる緊張感がありますね」

バナナマン設楽統(46)がMCの「ノンストップ!」(月~金曜午前9時50分)では、火・水曜のESSEコーナーに出演中だ。

「設楽さんは、とっても優しい笑いの空気に包まれている。ほのぼのとした雰囲気で、ハプニングも笑いに変えてくれる。私が生放送でミスをしても、それをうまく笑いに変えてくれる。全てを包みこんでくれる方です」

首都大学東京の卒論のテーマが「芳香族化合物分解能を持つ紅色光合成細菌の多様性について」という“リケジョ”だ。

「簡単に言うと『いろいろな生物が嫌がっている毒素を栄養源にして暮らしている生物がいるよ』というテーマで、すごく面白い。微生物なんですけど、それを使うとお台場の海もきれいにできるよと、そういう感じの内容です」

アナウンサーを志望したのは、大学生後半。

「元々、天気図を読むのが好きで、中学生の時にお天気お姉さんになりたいと。それで、天気を読むアナウンサーに注目しました。アナウンサーになっていなかったら、白衣を着て研究者として大学に残っていました。マスタードクターを取って、科学捜査官になりたかった。『科捜研の女』みたいになりたかったですね」と笑顔を見せた。(続く)【小谷野俊哉】

◆久代萌美(くしろ・もえみ)1989年(平元)10月6日、東京都生まれ。首都大学東京の都市教養学部生命科学科を卒業して、12年にフジテレビ入社。「めざにゅ~」「笑っていいとも!」「さまぁ~ずのご自慢列島ジマング」などレギュラーを務めた。現在は「週刊フジテレビ批評」「さんまのお笑い向上委員会」「ワイドナショー」「ノンストップ!」「BSフジニュース」などのレギュラーを務める。趣味はドラム、買い物、料理、シール集め。好きなものはハムスター、理科、マヨネーズ。160センチ。血液型A。