<歌詞>I have a hand! I have a soap~Wash! wash!wash…!!

おなじみのリズムに乗りながら、ピコ太郎が手を洗う踊りをする“新曲”「PPAP-2020-」が5日から、YouTubeをはじめとするSNSを通じて全世界に配信された。配信3日で再生回数は300万を超えた。踊りのポイントについてピコ太郎は「厚労省ガイドラインにのっとった手洗い方法でピコ!」とアドバイスする。

「PPAP-2020-」動画が世界に拡散しているピコ太郎
「PPAP-2020-」動画が世界に拡散しているピコ太郎

3日で300万回再生

動画を配信したSNSには欧米をはじめ、アジア、アフリカからコメントが多数寄せられ、ロイター通信や英ガーディアン紙、CNN、ニューヨーク・タイムズなど世界のメディアからも取材依頼が相次いで報じられているという。

ピコ太郎 ほんとに皆さまが知ってくれてると実感してまして…そんな皆さまがコメントをしてくれてるような気がしてとてもうれしいピコ!

プロデューサーの古坂大魔王(46)によると、現在の新型コロナ禍で「エンタメにできることをずーっと探ってました」といい、ピコ太郎からの発案もあって制作が決定。古坂の自宅の壁に突っ張り棒を付け、ベッドシーツを張っての即席スタジオで撮影し、妻の安枝瞳(32)が音出しを担当したという。

(1)石鹸なじませWash! Wash!
(1)石鹸なじませWash! Wash!
(2)手の甲になじませWash! Wash!
(2)手の甲になじませWash! Wash!
(3)入念に入念にWash! Wash!
(3)入念に入念にWash! Wash!
(4)手を合わせてWash! Wash!
(4)手を合わせてWash! Wash!
(5)おしまい Pray for People And Peace
(5)おしまい Pray for People And Peace

We will WIN!

緊急事態宣言が発令され、自宅待機を余儀なくされる子どもたちや親も多い。動画の最後は、手洗いをした「Clean hand」の両手を合わせて「P」ray for 「P」eople 「A」nd 「P」eace(人々と平和のために祈る)と“PPAP”で締め、「We will WIN!(私たちは勝つ)」と強いメッセージを込めている。

ピコ太郎 休校では子供たちはもちろん、パパママも大変だと思いますぴ。今は、自分という財産をアップデートしておきましょう! と、古坂さんが言ってます。言葉は言霊だと思いますピコ! 清潔にした手で祈りましょう!(構成・大友陽平)

◆PPAP 謎の中年キャラ「ピコ太郎」が16年8月25日にYouTubeに公開した楽曲。ペンをリンゴとパイナップルに刺すジェスチャーと、「ペンパイナッポーアッポーペン」のフレーズが米歌手ジャスティン・ビーバーや、トランプ米大統領の孫娘アラベラちゃんが踊る動画などが話題となり、その後134カ国で配信。同サイトでの再生回数は、関連動画含めて約20億回超え。外務省からSDGs推進大使、ウガンダ観光大使を任命され、15カ国以上を訪問している。