28日、各地に年末「最強寒波」がやってきているが、気象庁によると都心でも同日23時の気温は2.1℃で東京にしてはかなり寒い。

そうした状況下で28日夜~深夜(=つい先ほどまで)にかけ、電動自転車でライフワークの“各地の繁華街パトロール”を行い、総距離計30キロくらい走行してしまったのだが、冬場の夜における自転車走行は「あと1枚多く」厚手のものを着ないと、凍えてしまう。

長年「冬季の夜間自転車走行時」における防寒対策を試行錯誤してきたのだが、先日、ついに“発熱系あったか衣料”の代表格であるユニクロの「ヒートテック」と、ミズノの「ブレスサーモ」の、それぞれ最強レベルの性能を持つ商品を購入してしまった。

ユニクロのヒートテック「超極暖」とミズノのブレスサーモ「厳寒対応」…2つの最強モデルを“同時投入”してみたところ…
ユニクロのヒートテック「超極暖」とミズノのブレスサーモ「厳寒対応」…2つの最強モデルを“同時投入”してみたところ…

「ヒートテック」は「通常の約2.25倍&全ヒートテック史上最も暖かい」「極寒地でも耐えうる最強の防寒インナー」とうたっている「超極暖」シリーズの長袖「ウルトラウォームクルーネック」を。

「ブレスサーモ」のほうは、こちらも「厳寒対応」「極寒地対応モデル」と堂々うたっておりシリーズ最強クラスの暖かさと目される長袖「ヘビーウエイトクルーネック長袖シャツアンダーウエア」を買った。

正確な購入価格を忘却してしまったので、公式サイトで現在のそれぞれの価格を見ると「超極暖」の同商品のは税別1990円。一方、「ブレスサーモ」の「厳寒対応モデル」の同商品は同6300円となっている。

両“発熱系あったか衣料”はしばしば、「ヒートテック」vs「ブレスサーモ」などと比較される。筆者も購入後、それぞれを日替わりで着用し「夜間電動自転車サイクリング」に出掛けているのだが、それぞれ「超極暖」「厳寒対応」と宣言しているだけに、いずれも暖かい。主観で、どっちのほうが暖かいなどと書くのはここでは避けたい。

ただ、東京でも強烈な寒波が襲い、凍えるような寒さだった28日夜、一瞬どっちをインナーで着用しようか迷ったのだが、ええい、めんどくさいとばかりに「最強ヒートテック」と「最強ブレスサーモ」を同時に重ね着してしまったのだ(※もちろんダウンジャケットなどを上に着た)。

その状況で深夜まで自転車走行してみたところ、時間がたつにつれカッカしてきて、服の中が常に“暖房状態”になり事実上、上半身の寒さをほとんど感じないことに成功。実に快適な深夜自転車ライフをおくることができた。

ただ、この状態に慣れすぎてしまうと「寒さに対する耐性」が低くなるような気もして、「ヒートテック」&「ブレスサーモ」の、禁断の同時ダブル使用は劇的に気温が低い時だけにしようと、今後“自粛”したいとも思った次第。

【文化社会部・Hデスク】