居住する都内の区から昨日、ようやく新型コロナウイルスワクチン接種のクーポン券が封入された郵便物が到着した。

ようやく届いたワクチン接種クーポン券。さっそく本日、予約を試みてみたところ…
ようやく届いたワクチン接種クーポン券。さっそく本日、予約を試みてみたところ…

さて、とっとと予約しようかと思い、まず自衛隊大規模接種センターの予約サイトを見たところ、1回目の接種実施期間である今月27日までの枠は「予約一旦満了」となっていたため断念。

次に区のサイトをチェックしたところ、区施設などでの集団接種は筆者の年齢カテゴリーでは「予約開始が7月中旬以降」となっており、こちらもだいぶ先になりそうなので、いったんあきらめた。

残るは区内の地元医療機関での個別接種狙い。区のサイトで個別接種を実施している医療機関のリストが掲示されていたので、大型の病院をいくつかピックアップしてサイトを見てみると、「ワクチン接種予約はいったん終了しています」という告知がなされていたところが続いた。

見通しは厳しいかと思いつつも、大型ではなく、小規模な地元密着型の病院で、かつ「診察歴がある人を優先に予約」となっている医療機関に絞って問い合わせてみる作戦に方向転換。実際に診てもらったことがある機関の中の、1院に電話した。

だいぶ先まで予約が埋まっていることを覚悟していたのだが、「いつにしますか? 今月でしたら○日に空きがありますよ」との返答。奇跡的に約1週間後となる今月末に空きがあったため、あっさり予約できてしまった。その電話で、「ぴったり3週間後となる日の2回目接種も、同時に予約してください」と言われたため、7月中旬のその日も合わせて予約した。当初、6月中に接種できるとは思っていなかったため、やや予想外の展開となった。

コロナ禍の行方がまだ予断を許さない中、個人的には引き続き、出社時以外はできるだけ人と会わず、外出もほとんどしていないのだが、息抜きで東京・山手通りをサイクリング。山手通りは少なくとも池袋~渋谷間(10キロ弱)においては近年、歩道と自転車通行帯がかなり広く整備され、歩行者も少なくて「密」のリスクが低く、距離的にも軽いサイクリングコースとしても非常に快適である。

その山手通りの新宿エリアを走行中、茂みの脇に何らかの生物がいたのを発見。見ると、大型のカエルだった。あまり詳しくないので画像検索して調べてみると「アズマヒキガエル」か「ニホンヒキガエル」あたりかと思われたが、それ以外のカエルかもしれない。

いずれにせよ、新宿エリアの幹線道路歩道上でカエルを目撃した記憶がなかったため、驚きとともに「自然」にふれ、ほんのわずかに安らいだような気分になった。

新宿エリアで久々に目撃したカエル。真剣な表情で撮影している様子を、近くを歩行していた若者グループに笑われるのではないかとの警戒感が働いた結果、手ブレした
新宿エリアで久々に目撃したカエル。真剣な表情で撮影している様子を、近くを歩行していた若者グループに笑われるのではないかとの警戒感が働いた結果、手ブレした

ただ自転車をとめて地面の何かをじっと撮影している光景が、ほかの歩行者から不審者扱いされるのではないかとの過剰な警戒心が沸き起こって手ブレがひどく、あたりの暗さもあって、鮮明な撮影に失敗した。

【文化社会部・Hデスク】