大阪・関西万博で来場者を出迎えた公式キャラクター「ミャクミャク」像2体が21日に大阪府吹田市の万博記念公園に移設され、再会セレモニーが開催されました。除幕式に出席した大阪府の吉村洋文知事はミャクミャクの「帰郷プラン」を明かしました。
万博会場の東ゲート付近で膝をついてお辞儀をしていた像「いらっしゃい」(高さ3・85メートル)が同公園内の「太陽の広場」近くに置かれました。1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」と「ミャクミャク」が時を超えて並び立つ光景は壮観です。
西ゲート近くで両手を広げた像「ワクワク」(同)は「平和のバラ園」の近くに移設されました。
万博閉幕から約4カ月、吉村氏は「万博では人と人のつながりが生まれた。代名詞がミャクミャクだったと思う」と話し、「みなさんがミャクミャクと出会って、みなさんに愛された」と感慨深げ。昨年11月には万博会場で2体の「旅立ちセレモニー」が開かれました。会場内の施設で“休養”していたミャクミャクは21日に万博記念公園で“復”しました。
「もう1回、みなさんと再会の場をと思い、まずは万博の万博記念公園でと思った」と思いを打ち明けました。
ミャクミャクは5月末まで万博記念公園に“滞在”し、その後は約3カ月ごとに、公募で選ばれた府内の観光名所などでそれぞれ展示されます。ミャクミャクの大阪府内の「旅」です。
人工島・夢洲(ゆめしま)の万博会場では、ミャクミャクとともに大阪・関西万博のシンボルとなった世界最大の木造建築物として認定された「大屋根リング」は当初は全て解体予定でしたが、万博のレガシー(遺産)として一部を保存し、周辺の3・3ヘクタールを公園、緑地として整備することが決まっています。
吉村氏は「数年先になると思うが」と前置きし、「ミャクミャクが大阪をぐるぐる回って、みなさんと出会ってから夢洲に戻ってくれたらな」と“帰郷プラン”を明かしました。
旅を終え、「ただいま!」。ミャクミャクの「大阪物語」は続きます。【松浦隆司】(ニッカンスポーツ・コム/コラム「ナニワのベテラン走る~ミナミヘキタヘ」)




