氷川きよし(38)は総勢159人のダンサーを従えて、新曲「男花」を歌唱する。ダンサーのうち、125人はラグビー日本代表のような桜ジャージー風の衣装。氷川も当初は「自分もラガーマンのようにハーフパンツの方がいいのかな」と思ったというが、結局は、演歌歌手らしい衣装にした。

 長いマント衣装で、強風を受けて、あおられそうになる。それが「躍動感を表現している」という。

 今年1年を振り返って、「コンサートツアーで各地を回った。皆さんに感謝です。感謝をするから幸せになれる。幸せだから、感謝をするのではいけない」と自分に言い聞かせるように語った。

 今年で紅白を“卒業”する森進一のことは「長く活躍を続けるのはすごいこと。努力も必要だし、心も強くないといけない。自分もそうありたい。尊敬しています」と力を込めた。