新妻聖子(36)が18日、東京・渋谷のオーチャードホールで初の全国ツアー東京公演を行った。

 同所での単独ライブに憧れていたという新妻は「かなり高まってます。18歳の時に本格的に歌手になりたいとオーディションを受け始めて、18年たってつかみました。大切に離さないようにしたい」と感慨深げに話した。

 この日のライブでは、最新曲「この祈り~The Prayer」などオリジナル曲をはじめ、これまで出演したミュージカルの劇中歌や、松田聖子の「SWEET MEMORIES」のカバーなど18曲を披露。最後には「Nessun dorma(誰も寝てはならぬ)」を、5オクターブの音域を誇る美声で歌いきると、2200人の観客がスタンディングオベーションでたたえた。

 9月30日放送のテレビ朝日系「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」のカラオケNo.1決定戦で、決勝で初の100点満点を記録し、3連覇を達成するなど、現在はバラエティー番組でも活躍している。新妻は「先日初めて銀座のクラブに行ったのですが、お店の方に『100点の人だ!』と言われたり、小学生の女の子がお手紙をくれたり、反響があります」と人気は広がっている。それでも、今回の全国ツアーでは、日帰りの日程で回っており「もっと売れて、現地に泊まってグルメを堪能したい」とさらなる目標? を掲げていた。