漫才日本一を決める「M-1グランプリ2016」が4日夜、テレビ朝日で行われ、銀シャリが12代目王者に輝いた。

 昨年2位からのリベンジ達成。優勝が決まった瞬間「やったー!」とガッツポーズし、抱き合って喜びを爆発させた。「やりました! 祈るしかなかった。やっと優勝できた」(橋本直)「いい人生でした」(鰻和弘)とそれぞれコメントした。

 ファイナリスト9組による決勝1順目を1位通過しての優勝。銀シャリ、敗者復活枠を射止めた和牛、スーパーマラドーナの3組による最終決戦は「今までで一番の僅差」(松本人志)という接戦で、銀シャリは5人の審査員のうち、オール巨人、博多大吉、上沼恵美子の3票を獲得した。松本人志は和牛、中川家礼二はスーパーマラドーナだった。

 今大会は総エントリー3503組。決勝にはほかに、アキナ、カミナリ、相席スタート、スリムクラブ、ハライチ、さらば青春の光が出場した。