7日に最終回を迎える日本テレビ系連続ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(水曜午後10時)の撮影がクランクアップし、主演石原さとみが涙した。「20代最後の作品がこれでよかった」と感激した。

 最後の撮影は、校閲部のセット。いつもどおり調べものに飛び出してゆく悦子(石原)を同僚が見守るシーンで、岸谷五朗、和田正人、江口のりこら共演者とのシーンだった。

 9月のクランクインから約3カ月の撮影を終えた石原は「長いようで短かったこの3カ月、プライベートな時間も含めて、河野悦子のことだけを考えて生きてきた気がします。台本が面白くて、この役が楽しくて、頼りがいのあるスタッフとキャストの皆様と一緒にお芝居をするのが、本当に心地よかったです」。

 初回から常に2ケタ台の高視聴率をキープ。「これだけ反響があって、これまでドラマを見てこられなかった方たちにも観てもらえたりすると、お芝居って、女優業って、作品をみんなで作ることって、こんなにも楽しくて、影響力のあることなんだと知りました。20代最後の作品がこれで良かった」と涙で振り返った。

 最終話では、念願のファッション誌編集部への異動の大チャンスが描かれる。