ひとり芸日本一を決める「R-1ぐらんぷり2017」が28日、フジテレビで行われた。優勝候補として注目を集めたブルゾンちえみは、ネタが飛ぶミスで敗退し、悔し泣きした。

 人気のキャリアウーマンネタで出場したが、「一目ぼれはインスピレーション」とくちびるに人差し指をつけるポーズのままネタが飛び、「あっ」と下を向いて5秒間絶句。「好きになった時点で」とようやくセリフを絞り出した。頭真っ白の緊張ぶりが会場中に伝わる痛恨のミスだったが、最後までステージをやり切った。

 CMが開け、採点の時間になると目が真っ赤。司会の宮迫から「(相棒の)withBがいなかったけど」と突っ込まれるとこらえきれず、泣き出した。「すいません。ちょっと、めっちゃネタ飛ばしちゃったー」。両手で涙をふき、宮迫から「大丈夫や。いろんな意味で伝説残したな」となぐさめられると「悔しい」と下を向いた。お茶の間投票はCブロックの中で1位だったが、審査員投票ではアキラ100%、おいでやす小田に続いて3位で敗退した。

 グランプリには、Cブロックを勝ち抜いたハダカ芸のアキラ100%が輝いた。