元琴欧洲の鳴戸親方(34)と元競泳選手中村真衣さん(37)が13日、都内で、ファッションメーカーAOKI「サイズマックス」事業戦略発表会に出席した。

 「サイズマックス」は大きなサイズの専門店。「AOKI」「ORIHICA」に続く同社第3の柱事業として展開することを発表し、「AOKI」既存店内のコーナーと合わせ150店舗体制を目指す。

 ゲストで登場した鳴戸親方、中村さんはともに「体が大きいとまず洋服が選べないんです」と話した。

 中村さんは「着られるものがあれば買うという状態で、オシャレをあきらめていました。私服はもっぱらジャージーでした」と現役時代を振り返った。

 同ブランドは京都大学アメリカンフットボール部と共同開発したスーツ「アスリートMAXスーツ」を発売する。鳴戸親方はこのスーツを着て、ステージでウオーキングを披露。「肩周りが動かしやすいですね」と話し、「モデルもいいかも」と笑顔を浮かべた。中村さんは「スーツのイメージが変わります。窮屈なイメージでしたが、これはアスリートの人はぜひ1度試してみて欲しいですね」とアピールした。

 12日に引退会見を行った浅田真央さん(26)について、鳴戸親方は「自分が引退したときはとにかく体を休めたかった。まずはゆっくり休んで、これからの人生のほうが長いので、目標を見つけてください」。中村さんは「人生はこれから。ゆっくり休んで、進むべき道、やりたいことを見つけて、楽しく歩んでください」。現役引退を経験した2人らしいアドバイスを送った。