韓国の人気男性アイドルグループ「BIGBANG(ビッグバン)」でT.O.P(トップ)の芸名で活動し、大麻を吸ったとして麻薬管理法違反罪に問われたチェ・スンヒョン被告が29日、ソウル中央地裁での公判に出廷し「失望させた多くの方に心からおわびする」と述べた。検察は懲役10月、執行猶予2年を求刑した。聯合ニュースが伝えた。

 聯合によると、判決公判は7月20日。チェ被告は法廷で「精神状態の乱れから判断を誤り、取り返しのつかない失敗をした。後悔している」とも述べた。

 チェ被告は昨年10月、自宅で女性と共に大麻を吸ったとして警察が書類送検。検察が在宅起訴した後の今月6日、徴兵制により勤務していた警察施設内から、精神安定剤の大量服用とみられる症状で搬送され、一時意識不明となっていた。