日本テレビ系連続ドラマ、高畑充希(25)主演の「過保護のカホコ」(水曜午後10時)の12日初回の平均視聴率が11・6%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 民放連続ドラマ初主演となる高畑と脚本家の遊川和彦氏がタッグを組む。過保護に育てられた女子大生が、社会に出て、自分の中に眠っていた本当の力を目覚めさせてゆき、家族の問題を解決していくホームドラマだ。主題歌を星野源が担当している。

 初回は、根本正高(時任三郎)の目下の悩みは、大学卒業を控えて就職試験に落ち続けている一人娘・カホコ(高畑充希)の将来のこと。両親から溺愛され、超過保護に育てられたカホコは、未だに母・泉(黒木瞳)のサポートなしには朝起きることも着る服を選ぶこともできない箱入り娘だった。ある日、同じ大学に通う画家志望の麦野初(竹内涼真)から「お前みたいな過保護がいるから日本が駄目になる」と非難されたカホコは、初めて自分に向けられた棘のある言葉に驚き、ショックを受ける、という内容だった。

 また、ドラマと連動して、LINE上で視聴者とが会話できる「AIカホコ」によるコミュニケーション企画もスタートしている。